いつもはよく眠れていたのに、環境が変わって眠れない!という事はよくないですか?
特に都市部に行くと、外部の環境音がダイレクトに耳に届き、寝付けない!なんて事もザラです。
人工的に騒音を打ち消す、ホワイトノイズマシンというのもがあり、睡眠用のアイテムとして人気が高まっているのもうなずけます。
目次
自然音、環境音が眠気を促す理由は?
例えば、雨の音を聞いていると、心が落ち着きやすくなります。これは、自然の音が人間に安心感を与えるためです。
多くの人が、雨の音を聞くと「ホッ」としたり、「安心した気持ち」になったりしやすい傾向があります。その結果、自然と眠りに入りやすくなるのです。
いくつかの研究でも、環境音が睡眠の質を向上させることが確認されています。
一例で、眠る前に波の音や森の音を聞いたグループと、何も音を聞かずに眠ったグループを比べてみました。
結果として、自然の音を聞いたグループの方が、短時間で深い眠りに入り、夜中に目が覚める回数も少なかったのです。
別の研究では、寝る前に鳥のさえずりを聞くことで、ストレスが減り、リラックスできることがわかりました。
このように、睡眠環境音はリラックス効果があり、ストレスを軽減することで、より良い睡眠をもたらすのです。
最適な快眠方法は、自然の眠気に頼る事
まずは、自然に眠れるように、自分が眠りにつきやすい環境を整えてみる所から始めてみるのも、ひとつのアイディアです。
寝る1~2時間前を目安に40℃位の温かいお風呂に入って、身体を温めておくと、寝る頃には体温が自然と下がり心地よい睡魔が襲ってきます。
部屋も明るくせず、暖色系の照明で照らしておくのがポイント。
スマホやテレビなどは、脳を刺激してしまうので、なるべく就寝前は避けておきたいところです。
ただし、お酒による睡魔を頼るのは、短時間で目が覚めてしまうので、お薦めはできません。健康面からも、深酒には注意してくださいね。
部屋の室温は、少し涼しめの設定温度にして、リラックスして過ごしましょう。余計な考えは「明日の自分に任せよう」という気持ちで、全てシャットダウンです。ストレスは睡眠の大敵ですからね。
眠気が来たら、丁度良いタイミングです。椅子の上で寝落ちする前に、部屋の電気は真っ暗か足元が分る程度の明るさにして、ベッドインしましょうね。
心地よい音は良い睡眠をサポートしてくれる
環境が変わると眠れない!という方は、リラックス効果を得るための環境音を利用してみてください。
先にも書いたように、研究からも睡眠を促す効果が実証されています。
・リラックスのできる音楽を流す
静かなテンポで、ゆっくりと流れるジャズやクラシック、瞑想できる音楽を流して、脳をリラックスさせてあげましょう。
・自然音を流す
静かに降る雨の音や、波の音、川のせせらぎ、虫の鳴き声など、自然界の音を流してあげましょう。一定のリズムで流れるのでリラックス効果があります。
・ホワイトノイズを流す
音を均一化する効果があるので、周囲の雑音が気にならなくなります。集中力アップや良い睡眠ができる効果があります。ただし、人によっては体調不良などを起こし合わない場合もあるので、注意して利用してください。
・ASMRを聞く
本のページを開く音や、揚げ物を食べる咀嚼音など、イヤホンで聞くのも人気があり、リラックスや睡眠を誘う効果があります。使いすぎは、その音が無いと眠れなくなったりする可能性もあるので、使い方には注意が必要です。
うまく音楽や、環境音などを併用して脳をマッサージしてあげてくださいね。
睡眠用のグッズがあなたの眠りをワンランク上げてくれる
音を聞く方法とすれば、スマホやポータブル音楽機器、PCなどがあります。スマホは電磁波の影響も考えられますし、いちいちPCを立ち上げて寝るのも手間ですよね。
赤ちゃんの寝かしつけをサポートする為に作られた、ホワイトノイズマシンというグッズがあり、3,000円程度のお手頃価格なのもあり、実は人気だったりします。
自然環境音、ノイズ音などが準備されており、タイマー付きがほとんどですので、切り忘れる心配もありません。ライト付きも一般的になっていますので、心地よい光でも睡眠を誘ってくれます。
是非寝付きが悪い、いつも眠りが浅いという方は人工的に騒音を打ち消す、ホワイトノイズマシンを使って、睡眠用のアイテムとして活用してみて下さいね。
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