古代エジプトに学ぶ香りの力！周波数を整え不調を消すアロマの秘密

突然ですが、あなたは今、こんな「なんとなくの不調」を感じていたりしないでしょうか？

病気というほどではないけれど、心も体もスッキリしない…
まるで自分だけが、うまくいかない世の中の「雑音」を拾ってしまっているような感覚。

もし、あなたがそう感じているなら、それはあなた自身の「周波数」の乱れが招いているためかもしれません。

「周波数？なにそれ、急にスピリチュアル？」
そう感じる方もいらっしゃると思います。

光や音が、振動していることはご存じでしょう。
でも、私たちの身の回りにあるもの、そして私たち自身も、実は固有の「振動（波）」を持っているんです。これを「周波数」と呼んでいます。

心が元気で安定して調子がいい時は、私たちの周波数は整っています。
でも、ストレスや疲れがたまると、その周波数は乱れはじめ、体調や周りの環境にも影響を及ぼすんです。

例えば、怒っている人の側にいると、不穏な空気になったり、不快な気分になるのは、その場の振動をあなたの体が拾い、影響を受けるからです。

でも、そんな簡単に悪い気分になった時や、体調不良って元に戻らないじゃないの？と感じるでしょう。
安心してください。

その答えは、とてもシンプル。
それは「香り」を使うことです。

今回は、アロマオイルの香りが持つ不思議な力と、その力が「スピリチュアルなもの」として、何千年もの昔から大切にされてきた歴史について、お話ししようと思います。

「香り」が「周波数」を整えるって、どういうこと？

「香りで周波数を整える」と言われても、ピンとこないかもしれません。

たとえば、あなたが静かな部屋でリラックスしている時、誰かが隣の部屋で大音量でヘビーメタルを流し始めたらどうでしょう。きっと、心臓がドキドキして落ち着かなくなりますよね。

逆に、あなたがイライラしている時に、優しくて穏やかなピアノのメロディーが流れてきたら、自然と心が穏やかになり、気持ちが落ち着いてくるなんてこと、ないでしょうか。

これは、音の「周波数（振動）」が、あなたの心と体に影響を与えているからです。

実は、「香り」も同じです。

すべての物質には、固有の周波数があります。もちろん、私たち人間にもあります。
そして、植物から抽出された「アロマオイル（精油）」は、非常に高く、安定した周波数を持っていることが、一部の研究で知られています。

例えば、バラ（ローズ）のアロマオイルは、320MHz（メガヘルツ）という、すべての精油の中で最も高い周波数を持つと言われています。

私たちがストレスを感じて周波数が下がっている時、バラのような高い周波数の香りをかぐと、まるで「音叉」が共鳴するように、私たちの乱れた周波数が、その高い周波数に引き上げられていくんです。

これが、「香りが周波数を整える」という仕組みです。

その効果は、香りは0.2秒で脳に届くという、驚きの早さも関係するんですよ。
そんなに早く脳に届くから、思考する余裕がないんです。

例えば以下の気分の時に使うと良い香りは…

アロマオイルは、ただ「良い香り」というだけではありません。
それは、あなたの心と体の「チューニング」を手伝ってくれる、自然界からの贈り物なのです。

すべての始まりはエジプト。香りとスピリチュアルの原点

さて、この「香りの力」を、現代の私たちよりもずっと深く理解し、使いこなしていた人々がいます。
それが、古代エジプト人です。

あなたが今、香水やアロマオイルを手に取ることができるのは、その発祥が古代エジプトにあるからです。

「エジプト」と聞くと、あなたは何を思い浮かべますか？
ピラミッド、スフィンクス、黄金のマスクで知られるツタンカーメン、そして「ミイラ」なんて出てくるかもしれませんね。

どれも、現代の科学では解明しきれない、不思議な力とロマンに満ちあふれています。
エジプトは、まさに「スピリチュアルの聖地」とも言える場所なんです。

古代エジプト人は、神々を深く信仰し、「死後の世界」が実在すると本気で信じていました。
そして彼らは、「香り」こそが、人間と神々とをつなぐ、神聖なツールであると知っていたんです。

彼らは神殿で毎日、大量の香を焚きました。
それは、良い香りの煙（インセンス）に乗って、自分たちの祈りが天の神々に届くと信じていたからです。

そして、その最も特徴的な使われ方が、あなたも想像したと思う「ミイラ作り」です。

なぜ、彼らはミイラに香りをつけたのでしょうか？
ただ、遺体の嫌な匂いを消すためだけだと思ったら、それは大きな間違いです。

古代エジプト人は、人が亡くなると、魂はいったん肉体を離れるけれど、いつか必ずこの肉体に戻ってくると信じていました。
だから、魂が戻ってくるまでの何千年もの間、その「器」である肉体を、腐らせずに完璧な形で保存しておく必要があったのです。

その「防腐処理」と「浄化」のために使われたのが、大量の香料や樹脂、アロマオイルでした。
特に重要だったのが、「フランキンセンス（乳香）」と「ミルラ（没薬）」です。

つまり、古代エジプト人にとって「香り」とは、「魂を守り、肉体を浄化し、来世へと無事に送り届けるための、神聖な魔法」そのものだったんです！

彼らは、香りが持つ「周波数の高さ」や「浄化の力」を、理屈ではなく、魂で理解していました。
私たちが今、「スピリチュアルなアロマ」として使っている方法は、実は5000年以上も前に、エジプトで確立されていたのです。

あなたの「悩み別」処方箋。古代エジプトの知恵を今、使う

あなたが最初に感じていた「なんとなくの不調」。
それは、あなたの周波数が乱れているサインでした。

そこで、古代エジプト人が神々への祈りに使った「香りの力」を、今度はあなたが、あなた自身のために使ってみましょう。

ここでは、あなたの悩みを解決に導くための、具体的なアロマオイルをご紹介します。

悩み①：「人混みに行くと疲れる」「嫌なことが頭から離れない」

おすすめのアロマ：フランキンセンス

「浄化」の王様、フランキンセンスです。
古代エジプトでは、神殿を清めるために使われました。その神聖な香りは、あなたが外からもらってしまったネガティブなエネルギーや、自分の中にあるモヤモヤとした感情を、きれいに洗い流してくれます。
瞑想や、一日の終わりのリセットタイムに最適です。あなたの周波数を「クリア」な状態に戻してくれます。

悩み②：「いつも不安で、心が休まらない」「夜、眠れない」

おすすめのアロマ：ラベンダー

「周波数を整える」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのがラベンダーです。
その穏やかで優しい香りは、高ぶりすぎた神経の周波数を、そっと落ち着かせてくれます。
古代エジプトでも、リラックスや香水として愛用されていました。
「大丈夫！」と優しく頭を撫でてくれるような香りで、あなたを安心感で包み込み、深い眠りへと導いてくれます。

悩み③：「自分に自信が持てない」「自分を好きになれない」

おすすめのアロマ：ローズ または ジャスミン

周波数の女王、ローズの出番です。（ジャスミンも同様に高い周波数を持ちます）
古代エジプトの最後の女王・クレオパトラが、自分を魅力的に見せるために、床にバラの花びらを敷き詰め、船の帆にまで香りを染み込ませたという逸話は有名です。
彼女は、ローズの香りが「愛」と「自信」の周波数を最高レベルに高めてくれることを知っていました。
自分を大切にしたい時、愛で満たされたい時、この高貴な香りがあなたの周波数を一気に引き上げてくれます。

悩み④：「なんだか悪いことが続く」「金運や人間関係を良くしたい」

おすすめのアロマ：ミルラ または サンダルウッド（白檀）

ミイラ作りに使われたミルラです。
「死（腐敗）」から肉体を守るほどの強力な「保護」と「浄化」の力を持っています。
また、サンダルウッド（白檀）も、古くから神聖な儀式で使われ、非常に高い周波数を持ちます。
これらの香りは、あなたの周りに「聖なるバリア」を張り、悪い運気やネガティブなエネルギーからあなたを守ってくれるとされます。周波数が安定し、守られることで、良いご縁や流れが入り込むスペースが生まれるはず。

まとめ：香りを味方につけて、あなたの「周波数」を最高の状態に

今回は、アロマオイルとスピリチュアルな世界の深いつながり、そしてその原点である古代エジプトの知恵についてお話ししました。

5000年以上も昔、古代エジプト人は、香りが「神とつながるための神聖な道具」であり、「魂を守るための魔法」であることを知っていました。

私たちが今、感じている「なんとなくの不調」は、現代社会のストレスによって、私たちの「周波数」が乱れてしまっているからです。

難しく考える必要はありません。
まずは、あなたが「いい香りだな」と心から思えるアロマオイルを一つ、見つけるところから始めてみてください。

アロマディフューザーで部屋に香らせるのも良いですし、ハンカチに1滴垂らして、深呼吸するだけでも構いません。

その「良い香り」があなたの鼻から入り、脳へと届く時、あなたの周波数は、古代エジプトの神殿で焚かれた神聖な香のように、清らかに整えられていきます。

香りは、目に見えません。
ですが、目に見えないからこそ、私たちの魂やスピリチュアルな側面に、ダイレクトに働きかけてくれるのです。

あなたの毎日が、アロマの力で、より穏やかで、より輝かしいものになるよう、是非役立ててみて下さいね！