あなたは、いつもこのような慌ただしい日常を過ごしていませんか?
朝起きて、急いで準備をして、学校や会社に向かう。
やるべきことに追われ、気づけばスマホを眺めている……。
夜、ベッドに入っても、なんだか頭がスッキリしない。
気づいたら
「最近、しっかり休めていない気がする」
「理由は分からないけど、心がモヤモヤする」
なんて気持ちに支配されていたり…

現代を生きる私たちは、知らず知らずのうちに、たくさんの情報とストレスに囲まれているのが現実なんです。
それらが積もり積もって、無意識のうちに心が疲れているのも、うなづけます。本当に皆さん、毎日頑張っていらっしゃると思うんです。
そんな時に、あなたの日常にほんの少し「魔法」をかけられるとしたら、どうでしょうか。
ちょっとワクワクしませんか?
すごく、大掛かりなことをする必要なないんです。それは、「香り」を味方につけるだけです。
「香り? 香水?それともアロマオイル?」と疑問に思うかもしれません。
今回は、アロマオイルの香りについて、深掘りしていきたいと思います。
実は、私たちが今「癒し」として使っているアロマオイルには、何千年もの深い歴史があり、そのルーツは、あの古代エジプトにあるのはご存じでしょうか?
なぜ今、遠いエジプトという国の知恵が、私たちの悩みに役立つのか、そして現代に受け継がれる「香りの力」をどんな風に日常に取り入れたらよいか、是非一緒にみていきましょう!
目次
クレオパトラも愛した、香りは「力」だった!
ピラミッドやツタンカーメン王の黄金マスク。エジプトと聞くと、壮大な歴史を思い浮かると思います。
実は古代エジプトは、「香り」の世界でも最先端の場所でした。
彼らにとって香りは、単なる「良い香り」ではなかったんですね。
それは、神々への捧げものであり、魔除けであり、そして薬でもあったんです。
例えば、ミイラを作るとき。なぜ何千年もの間、腐らずにいられたのでしょうか。
その秘密の一つが、防腐・殺菌作用を持つアロマオイルです。フランキンセンス(乳香)やミルラ(没薬)といった樹脂の香りが、ふんだんに使われていたことです。
彼らは、香りが持つ「見えない力」を、経験的に、そして科学的に知っていたなんて、とてもすごいですよね。

そして、古代エジプトの香りを語る上で欠かせない人物がいます。
そう、絶世の美女、クレオパトラです。
彼女は、香りを「自分の魅力を高める武器」として使った、まさに天才だったんです。
有名な話があります。
彼女がローマの将軍アントニウスを自分の宮殿に招いたときのこと。クレオパトラは、部屋の床一面に、バラの花びらを敷き詰めました。その香りは、部屋に入る前から漂い、アントニウスをすっかり魅了したと言われています。
また、彼女が乗る船の帆にも、香りが染み込ませてありました。
風が吹くたび、遠くまで彼女の香りが届き、「今、クレオパトラが来た」と分かったそうです。
なんてロマンチックで、計算高い演出をしていたのでしょう!
クレオパトラは知っていたんです。
香りには、人の記憶や感情に、直接働きかける「力」があることを。
古代エジプトにおいて、香りは権力や魅力、そして神聖な儀式に欠かせない、まさに「生きる力」の一部だったんですね。
なぜ癒される? 香りと脳の「ホットライン」
「エジプトの話は分かったけど、それは大昔の話でしょ?」
「香りでリラックスするって、結局は『気のせい』なんじゃない?」
そう感じてしまう方もいらっしゃると思います。
でも、香りが私たちの心や体に働きかけるのには、ちゃんとした科学的な理由があるんですよ。
私たちの五感(見る、聞く、味わう、触る、嗅ぐ)の中で、「嗅覚」だけが持つ、特別な「秘密のルート」があるんです。
他の感覚は、情報をいったん「頭で考える場所(大脳新皮質)」に送ってから、「これはリンゴだ」「これは熱い」と判断します。
ところが、香りだけは違います。
鼻から入った香りの情報は、わずか0.2秒とも言われる速さで、脳の「感情」や「記憶」を司る場所(大脳辺縁系)に直接届きます。
例えば…
田舎の家に遊びに行って、あの懐かしい匂いを嗅いだ瞬間、理屈抜きに「あ、小さい頃のおばあちゃんの家だ」と記憶が蘇ったり、パンの焼ける匂いで「あ~、幸せだな」と感じたりしますよね。
これは、香りが「考える」よりも先に「感じる」場所に届いている証拠です。だから香りは、理屈抜きで私たちの心に響くんですね。
さらにすごいことに、この感情の脳(大脳辺縁系)は、私たちの体調をコントロールする「自律神経」や「ホルモン」の司令塔(視床下部)と、とっても近い場所にあって、密接につながっています。
つまり、
良い香りを嗅ぐ → 感情の脳が喜ぶ → 自律神経が整う → 心と体がリラックスする
という「脳へのホットライン」が、私たちにはちゃんと備わっているんです!
ここで、アロマオイルの中でも、リラックス効果で有名な「ラベンダー」に関する研究をご紹介します。
ある実験で、被験者にラベンダーの香りを嗅いでもらったところ、脳波に「α波」という波が増加したことが確認されました。このα波というのは、私たちがリラックスしている時や、穏やかに集中している時に出る脳波です。まさにリラックスしている証拠ですね。
さらに、ストレスを感じた時に分泌される「コルチゾール」というホルモン(通称ストレスホルモン)の量が、ラベンダーの香りを嗅いだ後では明らかに減少したというデータもあるんです。
クレオパトラが感覚的に知っていた「香りの力」は、現代の科学によって、「脳と体をちゃんとリラックスさせる効果がある」と、きちんと証明されているのです!
あなたが、
- 「なんとなくスッキリしない」
- 「イライラしやすい」
という悩みを持っているとするなら、それは自律神経がちょっとお疲れ気味のサインなのかもしれませんね。
そんな時こそ、この「脳へのホットライン」を使うアロマの力が役立ってくれるんです。
現代エジプトに息づく「香油」の文化
古代の知恵は、決して失われたわけではありません。
現代のエジプト、特にカイロのような都市では、今も「香り」が生活に深く根付いています。今も昔も、香りを本当に大切にしているんですね。
観光地としても有名な「ハーン・エル・ハリーリ」という市場を訪れると、まるで宝石のようにキラキラと輝く小さな瓶が並ぶお店がたくさんあります。
見ているだけでも、うっとりしてしまいそうです。

これこそが、エジプトの伝統的な「パフュームオイル(香油)」です。
ここで、一つ大切なポイントをお伝えします。
それは、私たちが日本で「アロマオイル」と呼ぶものには、大きく分けて2つの種類があるということ。それを知っておくと、より深く楽しめますよ。
1.エッセンシャルオイル(精油)
・ 植物の花、葉、果皮などから、香り成分だけを100%抽出したものです。
・ 水蒸気蒸留法などで作られます。
・ ラベンダーやペパーミントなど、植物そのもののパワフルな香りがします。
・ 主にアロマテラピー(芳香浴やマッサージ)に使われます。
2.パフュームオイル(香油)
エジプトで伝統的に愛されているのは、主にこちらです。
・様々な香りの原料(精油を含む)を、キャリアオイル(植物油)などに溶かしてブレンドしたものです。
・最大の特徴は、アルコール(エタノール)を使っていないことです。
・私たちが普段使う「香水(パルファム)」は、アルコールで香りをシュッと飛ばして拡散させますが、パフュームオイルはオイルベースなので、肌の上でゆっくりと、豊かに香るんです。
古代エジプトでは、まさにこの「オイル」に香りを溶け込ませる方法(冷浸法など)で、とっても貴重な香りを作っていました。
現代のエジプトでも、その伝統はしっかりと受け継がれています。
ロータス(蓮)、ジャスミン、パピルスといった、エジプトならではの植物から採れる香りをベースに、熟練の職人さんたちが独自のレシピでブレンドし、新しい香り(香油)を生み出しているんですね。
- 古代クレオパトラが纏ったかもしれない香り
- 神殿で焚かれたかもしれない、神聖な香り
そのエッセンスは、形を変えながらも、現代エジプトの人々の日常に、確かに息づいているんです。
「お守り」としての香りを、あなたの日常に
ここまで読んでくださったあなたは、きっとこう思っているはずです。
「古代エジプトの知恵も、科学的な効果も、現代の文化も分かった」
「でも、その素晴らしい香りを、どうやって私の生活に取り入れればいいの?」
そうですよね。
エジプトの市場に今すぐ行くのは、少し(いえ、かなり)大変です。それはそうですよね。
日々のストレスや「なんだかスッキリしない」というモヤモヤを抱えながら、私たちは皆、自分だけの「癒しの時間」や「心の拠り所」を探しています。皆、同じなんですね。
もし、古代の女王が「力」として纏った香りを、現代の私たちが「お守り」として日常に取り入れられるとしたら……。
そこでおすすめしたいのが、日本にいながら、本場エジプトの「パフュームオイル(香油)」の魅力を体験できるブランドです。
私自身が最近出会い、その奥深い香りの世界に、思わず「これだ!」と感動してしまったのが、エジプト産パフュームオイル「IRAADA(イラーダ)」です。
なぜ、私がこの「IRAADA」をおすすめしたいのか。
それは、これまでお話ししてきた「古代の知恵」と「現代の癒し」を、見事に繋げてくれるアイテムだと感じたからです。
ポイント1:アルコールフリーの優しさ
IRAADAは、まさにエジプトの伝統を受け継ぐ「パフュームオイル」です。
アルコールを一切使用していません。だから、アルコールで肌が荒れやすい人や、香水の「ツン」とした香りが苦手な人にも、とても優しい使い心地なんです。
ポイント2:肌の上でゆっくりと変化する、深い香り
オイルベースなので、香りがすぐに飛んでしまいません。
手首やうなじにつけると、あなたの体温とともに、ゆっくりと香りが開いていきます。まるで古代エジプトの神殿で焚かれるお香のように、深く、そして長く、あなたを包み込んでくれます。
ポイント3:エジプトへのリスペクトが詰まった原料
クレオパトラが愛したバラや、神聖な花とされるロータス(蓮)など、エジプトの歴史と文化に根ざした原料にこだわって作られています。
遠いエジプトの風景が目に浮かぶような、神秘的な香りが揃っていますよ。
- 「毎日がんばっている自分へのご褒美が欲しい」
- 「他の人とは違う、私だけの特別な香りが欲しい」
- 「ストレスを感じた時、すぐに気持ちを切り替えたい」
そんなあなたの「悩み」に、この小さな香りの瓶が、そっと寄り添ってくれるはずです。
なんだか心強いですよね。
それは、古代エジプトから続く「香りの魔法」を、現代の私たちが使える「お守り」にする、ということなのです。
魔法の小瓶、どう使う?
「パフュームオイルって、使い方が難しそう…」と思うかもしれませんが、とっても簡単なんですよ。例えばパフュームオイルは「香水」としての使い方もできます。

【おすすめの使い方】
1. 「点」でつける
スプレー式の香水と違い、1滴ずつ「点」でつけます。
手首の内側、耳の後ろ、うなじなど、体温が高い場所につけると、優しく香ります。
2. ハンカチやカードに忍ばせて
ハンカチの隅に1滴だけ垂らしておくと、バッグを開けるたびに、ふわりと良い香りがします。
また、名刺入れや手帳のしおりに、ほんの少しだけ香りを移しておくのも、とても素敵です。想像するだけで、気分が上がりませんか?
3. ヘアオイルやボディクリームに混ぜる(上級編)
別の使い方の一つに、無香料のヘアオイルやボディクリームに1滴混ぜて使う方法があります。全身からほのかに香る、あなただけのオリジナルアイテムになります。
※必ず少量で試してからお使いください。
使い方は、あなたのアイデア次第です。
詳しい使い方についても、ご紹介されていますから、是非あなたの日常に合った方法を試してみて下さいね。
まとめ:日常に、古代の魔法をひとしずく
忙しい毎日の中で、私たちはつい自分の心を後回しにしてしまいがちです。
本当に一番大切にしてあげてほしいのは、あなた自身です。
何千年も前から、人々は「香り」の力を借りて、神と繋がり、人を魅了し、そして自分自身を癒すという方法を知っていたんです。
特にエジプトという土地で育まれた香りの文化は、私たちの脳と心に直接働きかける、パワフルな知恵の結晶を創り上げてきました。
- 「なんだかスッキリしない」
- 「心が疲れている」
そう感じている時こそ、クレオパトラも使っていたであろう、深く豊かな「パフュームオイル」の香りを、そっと肌にのせてみてください。
アルコールフリーの優しい香りは、あなたの体温で温められ、あなただけの「お守り」となって、日常を少しだけ豊かに彩ってくれます。
小さな小瓶に詰められた、エジプトの風。
そのひとつひとつのしずくが、あなたの明日を変える「魔法」となって癒しを与えてくれます。
そして、あなたの毎日が、豊かな香りで彩ってくれることは、間違いないはずですよ!
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