皆さんは、夜寝付けない理由のひとつに騒音が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
線路が近くて電車の音が気になったり、夜の仕事なので日中に寝ないといけなかったりと、人それぞれ条件が違うと思います。
私の場合は、家が古いのでちょっとした音や外の環境音がまともに聞こえてしまい、すぐ音で目が覚めてしまいます。
うるさいなら、耳からの音を遮断すればいいと結論が出ました。
ただ、耳栓でも人によって合う合わないがあるので、事前に素材や形状などを知っておく必要があります。
睡眠時の耳栓は、柔らかく耳の中にフィットしやすい素材を選ぶ
では睡眠時、どんな素材の物が一般的に選ばれているかといいますと、シリコン素材やフォームタイプはポリウレタン素材が多く使われています。
ポリウレタンの場合、体温で柔らかくなり、耳の形に合わせてフィットする特徴があり、利用のしやすさがあります。
使い捨てタイプになりますので、常に清潔な状態で使用する事ができるのが良い点です。
シリコン素材のものは、柔らかくて伸縮性に長けています。また使い方で長期間利用もできます。
ワックスタイプというものもあり、耳に直接挿入して使う人の耳に合わせて調整しやすいのが特徴です。素材が柔らかいので、長時間利用にも適しています。
耳栓のメリットとデメリットを理解して、心地よく使おう
耳栓は睡眠時、耳の中をずっと遮る物ですから、メリット・デメリットも理解しておくことで、より環境や身体に合わせて負担なく使用ができます。
【メリット】
- 耳からの騒音を軽減する効果があります。車や電車の騒音、近隣の生活音、家族やペットの声、鳴き声などなどの音が日常的な場合、有効利用できます。
- 周囲の騒音を軽減できるので、勉強や仕事に集中しやすくなります。
- 音が原因で眠りが浅くなったり、なかなか寝付く事ができない時に有効です。耳栓で回りの音を軽減させて、質の良い睡眠を取りやすくなります。
【デメリット】
- 遮音性が高いため、緊急の場合に周りの音を聞き逃し、危険になる可能性があります。たとえば、火災や地震などの災害が発生した場合の、警報音や警告音を逃す恐れがあります。
- 耳栓が無いと眠れなくなってしまう可能性があります。睡眠中、ちょっとした音でも敏感になりやすくなります。
- 耳栓は耳の中に異物を挿入している事になりますので、睡眠時の長時間使用などで、耳の中が蒸れて痒くなったり、汚れが原因で炎症を起こす場合があります。
- 騒音の大きさや低音や高音によっては、耳栓を使用していても、音が聞こえてしまう場合があります。特に振動のある音は、耳栓を使っていても効果が薄れてしまいます。
耳栓を使っての生活は、人によって合う合わないがあります。もし耳の中が痒かったり、炎症が出た場合は直ちに使用を中止して、耳鼻科さんを受診してくださいね。
耳栓を正しく付けて使えば、気になる音もシャットアウト!
やはり正しく利用しなければ、どんなアイテムも害悪になってしまいます。以下、使う時の注意点です。
- しっかりと耳栓を耳の奥まで押し込みます。フォームタイプであれば、しっかり潰して形が耳にフィットするまで30秒ほど待ちましょう。ただし耳の奥にまで入れすぎないよう注意してください。
- 使い捨てタイプであれば、汚れたら新しい物に取り換えましょう。汚れは耳の中で炎症を起こす原因となります。何度も利用できるタイプは、常にキレイに保っておくと、耳のトラブルになりにくいです。
- 耳に合わないからといって耳栓の加工をしてしまうと、元々の機能を発揮できなくなるので加工はやめましょう。耳に合う物を探して使うようにすれば大丈夫です。
小さくて持ち運びも便利です。旅行や仕事でのお出かけに持ち歩いて、どうしても環境が変わって、うるさくて眠れない!という時に使ってみるのも良いですね。