腰痛は、多くの人が経験する国民病の一つとなっていて、約2800万人にのぼり、40歳~60歳で2人に1人の割合となっています。
その中で、慢性化するケースもあり、生活に支障をきたし、仕事やプライベートに悪影響を与えることも少なくありません。
しかし、腰痛の85%は原因不明と言われています。
「まさか、私の腰痛も原因不明なんて…。」
そう思った方も多いのではないでしょうか?
腰痛は脳機能の低下が原因?!
実は、最近の研究によると、慢性化する腰痛の原因は、腰そのものにあるのではなく、脳の機能低下にある可能性が高いことが分かってきたのです。
脳機能低下がどのように腰痛の原因となるのか、みていきたいと思います。
【脳が身体へ出す痛み成分】
私たちの体は、常に痛みを感じ取るセンサーで覆われています。
これらのセンサーは、皮膚や筋肉、関節などから痛みの情報を脳に伝達します。
脳は、受け取った痛みの情報を判断し、適切な対応を取ります。
例えば、軽い痛みであれば、無視したり我慢したりできます。
しかし、強い痛みであれば、危険信号として認識し、痛みを感じる部分を保護しようとします。
ところが、脳の機能が低下すると、痛みの情報に対する判断力が鈍くなり、本来感じないような軽い痛みでも強く感じてしまうようになります。
さらに、痛みの記憶が脳に残りやすく、慢性的な痛みへとつながってしまうのです。
つまり、腰痛の原因は、腰そのものにあるのではなく、痛みの情報を誤って判断してしまう脳の機能低下にあると考えられます。
加齢による脳機能の衰え
脳の機能は、加齢とともに徐々に衰えていきます。特に、40歳を過ぎた辺りから、脳の神経細胞が減少したり、情報伝達物質の分泌量が減ったりするようになります。
これらの変化により、脳の判断力が鈍くなり、痛みの情報に対する感受性が高くなっているとみられます。
また、ストレスや睡眠不足なども、脳機能の低下を加速させる原因につながる場合もあるのです。
慢性的な腰痛を抱えている方は、加齢やストレス、睡眠不足などが原因で、脳機能が低下している可能性が高いのです。
痛みの元を出し続けてしまう
脳機能が低下してくると、痛みを感じやすいだけでなく、痛みを感じ続けることにもなります。
本来であれば、痛みの原因が取り除かれれば、痛みは自然に治まります。しかし、脳機能が低下すると、痛みの記憶が脳に残りやすく、痛みを感じ続けるようになるのです。
これが、慢性的な腰痛が治りにくい原因の一つではないかと言われています。
逆に、脳機能を活性化することができれば、痛みの記憶を消去し、痛みを感じにくくすることができるのではないでしょうか。
その方法を編みだした整体師の方がいらっしゃいます。
無理なく1日5分だけの簡単エクササイズで、脳を活性化させて、腰痛を和らげる事に成功しています。
多くの人が通院したり、湿布を貼ったり、運動したりして改善に努めています。
しかし、医者や接骨院では治らないのが現実です。
無理な運動で、余計にひどくなるケースもありえます。
腰痛は、医者や薬で治らない・・・だったらどうしたらいいの?
そんな悩みを解決できる可能性が、実はあります。しかも、通院せずに自宅で腰痛改善できるプログラムです。
この方法は、現役の整体師さんが、自分の腰痛と向き合いながら生み出したものです。
実際に患者さんにも実践してもらい、多くの方から改善できたと、声をいただいている実績もあります。
まとめ
慢性化する腰痛は、腰そのものにあるのではなく、脳の機能低下が原因である可能性が高いことが分かってきました。
脳機能を活性化することで、腰痛を改善する見込みがあるのです。
ゲームによる脳のトレーニングを行い、活性化させることで、痛みが和らいだというケースもあります。
これで今まで原因不明だった腰痛とも、お別れすることができるかもしれませんね。
- このブログの内容は、あくまでも参考情報であり、医療的な診断や治療に代わるものではありません。
- 腰痛にお悩みの方は、必ず医師に相談してください。
- 脳機能を活性化する方法は、人によって効果が異なります。自分に合った方法を見つけることが大切です。
腰痛に悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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腰痛は薬やマッサージでは改善しない!脳を活性化させて改善する!
人が人生で一番多く抱える悩みが腰痛です。 私も、ぎっくり腰や長年の腰への負荷が原因で腰痛に悩まされるうちのひとりです。 整体や整形外科へ行って治療を続けた時期もありましたが、改善する見込 ...
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