「あれ、名前なんだっけ?」
「さっき置いた鍵どこへ行った?」
なんて事が増えると、私大丈夫だろうかと不安にもなりますよね。
年齢を重ねるごとに、ちょっとした物忘れが増えてきたと感じることもしばしば。
70歳位を超えると、以前よりも記憶力が低下してきたことを実感する人も増えると思います。
実は、この記憶力低下は年齢のせいだけではないんです。
主な原因は、脳の血流低下による脳細胞の萎縮と言われています。
どうしても、不安だけが先走ってしまい、予防しようという考えが出てこなかったりします。
脳細胞への血流低下がもたらす影響
脳細胞の血流低下は、記憶力だけでなく、集中力や判断力、思考力など様々な脳機能に悪影響を及ぼしてしまいます。
さらに、脳梗塞や認知症などのリスクを高める可能性も指摘されています。
血流が悪くなるといろんな支障が出てしまうので、注意が必要ですね。
脳の血流を改善する方法
では、脳への血流を上げてあげるのが一番効果的なのは目に見えてわかりやすいかもしれませんね。
どうやって脳の血流を改善し、記憶力低下を防いだらよいか考えてみると、生活習慣を見直してみることが浮かびます。
どのような方法があるか、具体的にご紹介します。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を行う。
全身の血流を改善して、脳への血流も増加させます。週に3~5回、30分程度を目安に運動するとよいです。
脳の健康に必要な栄養素をバランスよく摂取することが重要になります。
特に、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンEなどを採ることが脳機能の維持に効果的とされます。
睡眠不足は脳の血流を悪化させ、記憶力低下を招きます。
毎日7~8時間しっかりと睡眠を取り、質の高い睡眠を心がけてみましょう。
ストレスは脳の血流を悪化させるだけでなく、脳細胞を死滅させる可能性もあります。
適度な運動や趣味などを通し、ストレス解消につなげるようにしてみてください。
読書やパズル、新しいことに挑戦するなど、脳を活性化する活動も効果的です。
新しいことや思考することは、脳を常に刺激するので、脳機能を維持することにつながります。
脳の血流を改善するサプリメント
生活習慣を見直すというのは簡単ですが、年齢を重ねるとやる気が下がってくるのも自然な流れです。
そういった時こそ、簡単にできるのが、脳の機能を改善するサプリメントを摂取する方法です。
DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸、イチョウ葉エキスは、脳細胞活性化に効果があります。
とくにイチョウ葉を使った、健全な約50代から70歳代までを対象にした臨床試験で、記憶能力や認知能力が向上したというデータもあります。
運動するのが嫌、きちんと食べてる!と言われる方も多いかと思います。
そういった何かをするのが面倒な人にも、魅力的でおすすめできる内容です。
医療機関で専門医へ相談をする
最近は認知症の新薬や治療法の研究も進んでいます。
どうも物忘れがひどい、覚えられないなどの症状を感じたら、医療機関を受診するのもよいでしょう。
専門の医師から受診を受けることで、生活習慣の改善にや、必要に応じて薬物療法などを提案してくれます。
何事も早期発見、早期治療が効果的ですから。
まとめ
年齢を重ねるごとに、記憶力低下は誰にでも起こり得ることです。
まずは、生活習慣を見直すことで改善させることもできます。
また、サプリメントを摂取したり、医療機関を受診したりすることで、より効果的に記憶力低下を防ぐことにつながります。
脳の健康は、私たちの人生100年時代にとって非常に重要な課題です。
認知自立をできるように、日々の生活の中でうまく脳を活性化させて、楽しく過ごしていきましょう。